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| ▲この日のランチコース(3,500円)は、手前から時計回りにバラゴチのトマトベーコン焼き、メジマグロとカブのマリネ、盛り合わせの温かいサラダ。ここにじゅうねん(エゴマ)の焼きたてパンとトチミツのシフォンケーキ、コーヒーがついた。五感すべてで楽しめ、大満足!(写真:平田春男) |
「素材をどこまで引き上げられるか。感性というか、エッセンスを加えることによってそれができたらいいな、と思いますね」
阿賀川のほとりのフレンチレストラン。ここが『銀座レカン』などで腕を磨き、『ラ・マーレ・ド・茶屋』の総料理長を務めた山野辺宏さんの「Chez(シェ)=家」だ。
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| ▲笑顔が素敵な、オーナーシェフの山野辺宏さん |
いわき市出身の山野辺さんが、季節ごとに美しい色を織りなす自然に魅せられ、下郷町に店を構えたのは5年前。「奥会津との出会いは『何とも言えないプレッシャー』ですね。ここは一見、保守的に見えますがそれは自然と同化しているからそう思うのであって、実は同じものはない。だから手を抜かず自分にプレッシャーをかけることで、自然の中にあるものをもっと見つけ出して、いつも新鮮でいたいと思えるんです」
地元で採れた新鮮な野菜や、一本釣りで捕れた相模湾直送の魚など、その日の素材を最大限に生かすために、火の入れ方やソースはギリギリのところを突き詰める。こうして完成するのが、フランス料理という名の芸術品なのである。
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