 |
| ▲普段着のまま、普段着の心で食べていても、いつしか自分がエトランゼ(異邦人)になった感覚になってしまうかも!? |
秋――山々が色づき始める頃、今年最後の彩りを見せる頃、そしてはらはらと落葉する頃、人は誰もが詩人になる。そこはかとなく哀しくて、どことなく愁いを帯びてくる景色が心象風景と重なり合っていく。
「どこか知らない国に旅に出ようかしら」。ふとそんな衝動に駆られる。秋は人を旅人に変える季節。人は「詩」を求めて旅に出る。
旅に出て詩を編み出しながらも、人は思う。「でもやっぱり、旅の一番の楽しみといえば食べることなのよね〜」――
今回の特集は、奥会津で味わう異国情緒。土地の素材をふんだんに使って生み出される異国料理の数々を楽しんでいただきたい。
たまにはランチやディナーで「海外旅行」などいかが? 芸術的とも言えるメニューに舌鼓を打ち、目を閉じればほら、例えば気分はすっかりアポリネール。眼前を流れる川がセーヌ川に、その川に架かる橋がミラボー橋に見えて…きてもこなくても、大満足できること間違いなし!
芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋…十人十色の秋はあれど、どうしても惹かれてしまう「食欲の秋」。
|